2014年1月14日星期二
入れるところに入ろう
1月18、19日は大学入試センター試験。約56万人が出願し、国公立はもとより、ほとんどの私立大学(521の4年制大学、142の短大)も導入しているため、今ほとんどの受験生は最後の追い込みの時期だ。
受験生の緊張感は例年と同じように厳しいが、現役の高校3年生には、より大きなプレッシャーがかかっている。
「周りから言われなくても、自分たちが『ゆとり世代』で、1学年下が『脱ゆとり』というのは分かっています。私たちに比べて後輩は勉強の負担も大きそうだったし、早めに部活を引退した子もいました」(都内の中高一貫校の高3の女子生徒)
そのとおり、1995年度に生まれた今の高3生は「ゆとり教育」の最後の世代なのだ。
「現行の出題範囲のセンター試験も今回が最後です。来年からは出題範囲が広がって負担が増える。1年だけ経過措置があるんですが、今の高3生が浪人すると、ライバルは勉強量の多い脱ゆとり世代です。高3生にとっては、志望校に挑戦するか、ランクを下げて確実に受かる大学にするか思案のしどころ。生徒には、本当に行きたい大学に行ってほしいのですが」
都内の中高一貫校の教諭がそう漏らすように、いわば「現役の壁」がニューバランス スニーカー、高3生や親、高校関係者を悩ませている。受験雑誌も、
「15年度入試は数学?理科が新課程対応の出題に変わる!
現行課程最後の14年度入試で、“現役合格”をめざそう!」
とあおる。
従来の「詰め込み型」教育の反省から2002年度に小中学校で、03年度には高校で始まった「ゆとり教育」。学習内容や授業時間を削減して「生きる力」を育むのが狙いだったが、基礎学力の低下が指摘されたため、政府が05年に方針転換。09年から数学と理科で授業時間数が約15%増となる新たな学習指導要領(新課程)が前倒しで実施された。
この結果、「ゆとり教育」の現課程で行われるセンター試験は今年で終わり、来年からは数学と理科が新課程に基づいて行われることになった。ちなみに再来年からは国語や英語も含めた全科目が新課程に切り替わる予定だ。
私立高校3年の娘がいる都内の女性(47)も語る。
「娘が小学校に入ってから学校が完全週5日制になり、授業時間数も少なかったと思いますニューバランス レディース。高校がしっかり指導してくれますし、今も娘はあまりガツガツ勉強するタイプではありません。受験生には、上を目指しながらも『入れるところに入ろう』という傾向はありますね。娘は難関私大志望なんですが、より易しい大学の推薦入試も受け、合格を早めに確保しました」
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